はじめに『 億越え調達を実現した!上手な話し方「みんなのコミュニケーション力を高めたい」 』では、話術の心得6条を整理しつつ、ひときわ目立って、かつあなたのコミュニケーションがすぐれているように見せる方法を整理します。苦手な方でもすぐに取り入れられる方法をコミュニケーション良く伝えられるといいな。

エンジニアだから人前に出ることが苦手。
コミュニケーションも言葉ではなくテキストやチャットで行いたい。

それではいつまで経ってもコミュニケーションは上手くならない。
ポイントを押さえれば誰でもコミュニケーション力が上がるのでやってみよう。

具体的にどうすれば上手な話し方が身に付けられるの?
できればすぐに使えるテクニックがあれば教えて欲しい。

ポイントは3つだよ。これだけ気を付ければ1億円を超える調達も大丈夫!
あと、『話術の心得6条』も覚えておくと相手の印象がガラリと変わるから、ぜひ実践してみて欲しい。
コミュニケーションアップの方法
その前に、身だしなみチェック
コミュニケーションの前には、第一印象が非常に重要です。以下は身だしなみを整えるための簡単なチェックリストです。身近な家族、友人、恋人に身だしなみを確認してもらおう。
- 服装:
- シチュエーションに合った服装を選びましょう。例えば、ビジネスミーティングではフォーマルな服装が適しています。
- 服は清潔でシワのない状態に保ちましょう。スチームアイロンは必須アイテムです。
- 髪型:
- 髪の毛は清潔に保ち、整えましょう。女性は髪が長い場合、まとめることも考慮してください。
- 髪のセットやヘアースタイルは、やりすぎず自分に合ったものを選びましょう。
- 靴:
- 靴は清潔で整えられていることを確認しましょう。特にビジネスシーンでは靴の状態が注目されます。
- 香水や香水:
- 香水は控えめにしましょう。強すぎる香りは他人に不快感を与えることがあります。
- 歯と口臭:
- 歯磨きをしっかり行い、口臭に気をつけましょう。必要であれば、口臭対策のアイテムを持ち歩くことも考慮してください。わたしはミンティア持ち歩いています。
- 手指と爪:
- 清潔な手指と整えられた爪は好印象を与えます。手を洗い、爪を整えましょう。
- メイク(女性の場合):
- メイクは自然で控えめにしましょう。明るいリップカラーや適度なファンデーションが好印象です。
- 姿勢と表情:
- 自信を持ち、笑顔で接することは非常に大切です。姿勢が良く、目を合わせることで自信をアピールしましょう。
- 匂い:
- 体臭に気をつけ、必要であれば香りの良いボディソープや制汗剤を使用しましょう。
これらのチェックリストを事前に見ることで気持ちに余裕を持つことができます。
清潔感と自信を持ってコミュニケーションに臨むことができ、良い印象を与えることができます。
コミュニケーション力とは話術ではない。
本当のコミュニケーションは、聴く力、共感、信頼、そして相手を理解することから。
自分の心を開き、相手の心に触れること。
しっかり挨拶しましょう!! そして・・・
打ち合わせ直前に喉を温め、声を出すトレーニングのためにも、挨拶はしっかりしましょう。
挨拶のあとに、ちょっと雑談を交える。
話をする相手のなかで、共感できるようなキーワードを会話の中でいくつか散りばめられると良いかもしれません。相手の興味をひくこと、打ち合わせを自分のペースに持ってくる仕組み作りが大切です。
ちょっと雑談のときの話題5つ
コミュニケーションが苦手な方にとって、盛り上がる話題を見つけることは重要です。以下は、盛り上がる話題を見つけるためのアイデア5つです。
- 趣味と興味:
- 相手の趣味や興味を尋ね、共通の趣味を見つけましょう。共感できる話題があると会話が弾みます。「今日の天気は〇〇ですが、週末はどんな過ごし方されていますか?」
- 出張、旅行:
- 旅行体験や行きたい場所について話すことは、多くの人にとって魅力的な話題です。お互いの旅行計画や夢を共有しましょう。
- 食事と料理:
- 食べ物は人々をつなげる力があります。ランチ、夕食など好きなレストランや料理、レシピについて話すことで興味深い会話が生まれます。
- スポーツ:
- スポーツファンであれば、スポーツイベントや好きなチームについて話すことは楽しい話題です。
- 季節や天候:
- 季節や天候に関する話題は日常的で、共感を得やすいです。季節ごとの楽しみや計画について話し合いましょう。
- 質問を使う:
- 最後に、相手に質問を投げかけることで、その人の興味を探ることができます。質問を通じて相手の話題を引き出しましょう。
大切なのは、相手の反応を注意深く観察し、共感し合える話題を見つけることです。
このタイミングでこちらも参考に!
さて、本題に戻ります!
1.「プロミネンス」(卓立法)で際立てる
まず、「プロミネンス」(卓立法)で本当に伝えたいことを際立てます。
プロミネンスとは: 文章のある部分を際立たせて、そこが重要であることを伝える方法です
卓立の意味: 他にぬきんでて立っていること。ひときわ目立ってすぐれていること。

際立たせ方:5つの要素
1.発音の高低
2.発音の強弱
3.ペースの緩急
4.語間のポーズの長短
5.イントネーション
ポイント① まず、話の内容を正しく把握・理解する
ポイント② どの部分をどう際立たせれば話の内容・目的が伝わるかを事前によく考える。必要なら何度も事前に練習する。準備が9割!!
2.「ポーズ」(間)で惹きつける
「ポーズ」を語や句の前後におくと、その言葉を聞き手に印象づけることができる。
漫才の「間(ま)」は、笑いを取る最大の要素です。そこで一テンポ「間」を挟むことで、何十倍も素晴らしい印象を相手に与えることができます。
印象に残したいキーワードの前には、”漫才”を思い出して、「ポーズ(間)」を必ず入れましょう。

ポイント:
話の内容を深く理解した上で、聞き手の立場に立ち、聞き手に与えるインパクトや心理的影響等を計算した上で使用する
3.「チェンジ・オブ・ペース」(話し調子の変化)で切り替える
話題の転換点や、内容の大きな変わり目などの場合に効果的に切り替える技術を身に着けよう。
ポーズ: 前後の語句を印象づけるための間
チェンジ・オブ・ペース: ポーズをもっと拡大したもの
⇒次の話題に聞き手がスムーズにシフトできるように誘うための間

ポイント:
話題の転換、内容の変わり目を聞き手に感じ取ってもらい、話題が変わってもちゃんと聞き手がついてこられるよう、集中力を切らしたり飽きたりしないよう、変化をつける。
話術の心得6条
① 良い感じを与えること
聞き手に良い感じを与えて、こちらの話に耳を傾けさせる。好意と真心がカギ。
② 内容と言葉を豊富に
内容そのものに魅力があり、それを的確に表現する豊富な語彙力が必要。
③ 対象を明確に意識すること
誰に聞いてほしいのか、その人の立場や気持ちになって話し方を工夫する。
④ 目的を明確にすること
一番伝えたいことを常に念頭に置いて、脇道に逸れても軌道修正できるようにしておく。
⑤ 個性的であること
話の中にその人らしい個性がにじみ出てこそ話は生き、その人の個性を通じて相手に伝わるということを意識する。借り物の言葉を使うことは逆効果。
⑥ 個性を磨く
話し方にはエチケットはあるがお手本はない。自分のキャラクターを客観的に分析し、自分にあった話し方に磨きをかけることで、個性が生きていく。無理に作る必要はない。
人前での話し方を観察する6つのものさし
プレゼンテーションが上手な方がまわりにいたら、講師の方や学校の先生でも良いので、ポイントを使てみましょう。下の6つをノートに書きだし、何回このテクニックを使ったのか数を数えてみましょう。
数を数えながら聞いてみると、おぉ、また使ったなどテクニックを織り交ぜて使っているのがよくわかると思います。
① 感じ(場の雰囲気)
聞き手に快く受け入れられているか。
② 心持ち(自信が漲っているか)
自信を持って話せているか。むやみに焦ったり、ビクビクしたり、ハイになっていないか。
③ 態度(ボディーラングエイジ)
礼儀、姿勢、目の動き、身振りなどに足りない部分、無駄な部分はないか。
④ 声質と発声(エー、マー、アノーがないか)
明瞭な発音・発声で、その場にふさわしい高さ、大きさ、速さで話せているか。話のつなぎに「エー」「マー」「アノー」等を連発していないか。
⑤ 表現(キーワードはわかりやすいか)
分かり易い言葉を使い、正確で具体的な表現ができているか。同じ言葉の多様を避け、文法的なまとまりがあり、専門用語や横文字を羅列せず順序立てた構成で話せたか。
⑥ 内容(どんな話をしていたか、クロージングは完璧か)
材料の選択、話題についての知識、要点、主張、理由、根拠、実例、前置き、本論、クロージングが一貫しており、かつコンパクトにまとまっているか。
最後に、伝わる話し方とは
✔ 発声や抑揚などの技術面の工夫だけでなく、聞き手の立場に立った話し方
✔ 話の内容を深く理解した上で、伝えたい部分が際立つように、全体の緩急、強弱、間などを工夫した話し方
✔ 自分の個性が生きるような言葉の選び方、表現の仕方

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